Dear Armin
お久しぶりの更新✏️
溜まった出来事で書きたいことを一旦全部すっ飛ばして、ドハマりしてる作品の登場人物への想いをぶちまけます。（突然）
！以下、『進撃の巨人』の20巻以降本誌最新巻(127話)までのネタバレ（アルミン中心）を含んでおります！お気をつけ下さい！
Dear アルミン
シガンシナ区の戦いから四年間、きっと、エルヴィン団長の代わりになろうともがいてきて、さらに、超大型巨人の力も含め、重く重くのしかかっていたのではないかと勝手に心配しています。
アルミン自身が、アルミンとして今生きていることを肯定できる日が来ることを心から祈っています。
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突然失礼しました。😂
『進撃の巨人』年末に見始めて一気にハマりました。最強に面白い！何これ！私も進撃の巨人のように生きたい！（？）
（中学生の頃、友人に借りて一巻は読んだのですが、いきなり主人公が死ぬ（食われる）ことが本当に受け付けなくて（ごめんなさいとあの頃の自分を殴りたいこんなに面白い漫画なのに！）そのまま読み進めずに終わりました…）
人生で初めての全巻大人買い、本誌もチェック済み、スマートパス、OVA、進撃中学校…公式もの思いつく限り全て摂取しました。（笑）（USJとジョイポリスにも遊びに行く予定だったけど、コロナ😷調査兵団マントほしいよ😷）
推しはアルミンです💛カワイイ💛
（超余談ですが、私ジャニオタでして、推しが悉く「色白」で「金髪が似合う」浮世離美系なんです（関ジャニ∞横山くん、Sexy Zoneマリウス葉くん、SixTONES京本大我くん✨）二次元までも笑💛私の夢は、『進撃の巨人』がミュージカル化して、大我くんがアルミン役をすること！！！）
フード被ってるアルミン💛かわいい💛フードが調査兵団一似合う💛
だけど、アルミン、、、
冒頭で突然想いをぶちまけた通り、上記した思いつく限りの公式の情報たち、何を見ても、何を読んでも自己卑下ばかりで辛いです。
今まで「僕なんか」って何回言ったか…10万円の買い物コーナーなら残金0だよ！？（は？）（王様のブランチのあの企画今もあるのかな笑）
極め付けは、125話の「生き返るべきは僕じゃなかった」発言です。
アルミン担（担とか言うなジャニオタ）としては本当に苦しくて、切なくて、やるせなくて。。
シガンシナ区の戦いで「生き延びてしまった日」＝「白夜(21巻84話)」から4年間苦しみ続けたアルミンの、ほんまもんの本心だと思います。だからこそ辛いよ。この表情本当に苦しい。
「白夜」以降4年間、ずっとエルヴィン団長と自分を比べ続け、「エルヴィン団長になろう」と踠いてきたんだと思います。
そして、アルミンにとっての結果は「生き返るべきは自分じゃなかった。エルヴィン団長が生き返るべきだった」という訳です。（泣）
「選択する前に結果を知ることはできない」
「後でこうすべきだったということは簡単だ」
これはエルヴィン団長の“非情”な作戦を初めて目の当たりにしたアルミン自身が発した言葉です。
自分自身にも当てはめてあげて…
アルミンが生き延びたこと、絶対間違いなんかじゃない、あんな究極なジレンマ状況で正解なんてないよ…
さらに、126話では、コニーのお母さんを救うために、
「超大型巨人継承者である自分を食わせる」＝「自分を犠牲」にしようとしました。
（しかも、「人類の心臓を捧げる」こと、つまり「人類の未来という目的のためなら多少の犠牲を厭わな」かった団長の姿を思い浮かべた上での決心でした。。）
長い間共に戦ってきた大切な仲間であるコニーの母が助かって欲しいという思いももちろんある。でも、ファルコを犠牲にすることは、ガビをはじめマーレ側を敵に回しかねないという危惧もある。
「聡い」からこそ考えすぎ、何もかも一人で抱えこみ、結果コニーに「お前なんかに分からない」と怒鳴られます。
そんな言い方しなくても…😢
ちなみに…コニーに関しては、私は自担贔屓（自担とか言うなジャニオタ）なので、124話のこの発言が許せなくて！
このアルミンの表情。。。語彙力が足りなくて苦しいとしか言えないのがもどかしいけど、とにかく苦しい😭
アルミンは、他人からわざわざご丁寧に指摘されなくたってかつての仲間を食って生き延びていることにめちゃくちゃ罪悪感感じてるし、加えてエルヴィン団長と自分を天秤にかけら上で生き残ってしまった負い目も背負ってるんだよーー
他人から言われるまでもなく本人が一番わかってるんだよーーー😡😭
（ですが、126話の上記の場面の後、アルミンのことを「友達」と表現しており、アルミンの心は少し救われたかなと勝手に安心した＋コニーに悪意はなく、深く考えず発言しただけだろうから、、）（それでも、アルミン担の私からするとそんな言い方あんまりだよ😡💢と思うけど、コニーも相当ひどい仕打ちにあってるのは事実…だし、コニーはアルミンの大切な仲間だから私も許すけど…）（誰やねん）
話を戻しますが、126話、過酷なジレンマ状況にエルヴィン団長への劣等感が爆発しちゃったのかなあ…
「自分を食わせる」という選択を取ってしまった上に、この後の発言。
苦しい。
「何でよやめてよそんなこと言わないでどうすればアルミンはわかってくれるの涙」って思いながら、ひたすらやるせなくて苦しくなりました。
好きな人が自分自身のことを大切にできないってこんなに苦しくてやるせないんですね😢（誰）
（一瞬鬼ほど話を逸らしますが、アルミンの切ないシーンでSexy Zoneの松島聡くんを思い出すことがありました。聡ちゃんを見ていて時折感じた苦しさのような、切なさのような、なんとも言えない感情…今グダグダと書いてて繋がった気がする。。やるせなさかあ…）
125話の発言からの126話の自殺未遂（言い方）により、私のアルミンの自己肯定感の低さへの想いが爆発しブログを書こうと決意しました。笑苦しすぎて吐き出さないと無理。笑💧
アルミンの運命が大きく変わった「白夜(21巻84話)」から、どうして、自分自身の生存を否定する発言(125話)・行動(126話)という「最悪の結果」に至ってしまったのか…
「白夜」でアルミンに課せられてしまった
・エルヴィン団長への「劣等感」
・託された「超大型巨人の力」
の二点から掘り下げていきたいと思います。
（ここまでも既に長々と語りましたが、まだ続きます。。✏️）
✏️劣等感について
そもそもアルミンは「白夜」以前から、自己肯定感・自己評価が低く、自分自身を「体力が劣っている」「勇敢でない」と評し、幼少期より幼馴染のエレン・ミカサに対して劣等感を抱いてきました。
一方で、エレンとミカサは共に「アルミンは正解を導く力がある」とまで評価しています。
3巻11話「応える」で、アルミンは、幼少期から二人に対して抱いてきた劣等感を「僕が勝手に思い込んでいただけだ」と気づきます。
そして、過酷な状況下で三人が助かるための策を考え実行し、成功させました。（大好きな場面です❤️）
「白夜」以降アルミンの比較対象は常にエルヴィン団長であるのは明らかです。
ですが、それでも、「エレンが絶対的存在」なんじゃないかと考えています。
（「エレンのことを一番分かっているつもりだった」発言や、小さい頃から一緒に夢見てきた海に辿り着いた際に感動を共有することができなかったエレンへの失望など…）
それなのに、112話では初めてのエレンと大げんか。ボロクソに言われ、殴られ、、（やめてあげてーー😭）
（でも、そんな中でもミカサを守ろうとしたアルミンは素敵でした💌アルミンって割といつも冷静（自己卑下するとき以外は😢女型の巨人捕獲作戦とか…→後述）な印象があるから、ミカサを想って感情剥き出しになった新たな一面を知れてファンとしては嬉しい限り。！）
その後もエレンのことを信じているような趣旨の発言もしていたし、早くまた仲良しな三人の姿を見たい( ; ;)
（泣）
幼馴染三人可愛くて大好きですが、アルミンもミカサも二人とも、やや過剰にエレンにしがみつく、というか執着しているように見え、気になっていました。エレン自身は、二人のことは大切な幼なじみ、友人として対等に見ていると思うんだけど🤔
作者先生が「卒業」という表現をされていてめちゃくちゃしっくりきて！二人ともエレンからいい意味で「卒業」できたらいいな〜
そのためには、ミカサはアッカーマンの血に勝って（アッカーマンについてはまだ謎が多いけど）、アルミンは、エルヴィン団長になろうとしなくていい！エレンからの評価だってどうだっていい！ありのまま自分を認めてあげて！（誰やねん）
その上で三人仲良く、平和に壁外探検なんてできたらいいなあ（そんな平和な世界を『進撃の巨人』は許してくれるのだろうか😂）
さて、ここまで散々、アルミンの自己卑下が辛い、と書いてきましたが、自己卑下には自己卑下の“利益”があるそうです。
例えば、何か自分が行ったことが失敗に終わったとき、「ああどうせ自分なんて」と自分で自分に最低評価をつける。そうすることでダメな自分と“向き合う”ことからは“逃げ”られるし、他人から低い評価を下されたとして、その予防線を張っておける。だから自分と向き合わないで終わる。完璧でない自分を受け入れるなんて論外だからとにかく下げる。
結果として、「失敗してしまった完璧でない自分を受け入れない≒肯定しない」という“目的”は達成される、そうです。
これが如実に出てると思ったのが、先ほど触れた、ストヘス区女型の巨人捕獲作戦です。
女型の巨人の正体がアニであることの推理までは完璧でしたが、アニを地下に誘導することに失敗し、「自分の作戦が駄目だった…もっと他にやり方があったはずだ!!」と女型に踏み潰されそうな状況で叫んでるアルミン怖いよ。。😢（的確なツッコミを入れるミカサ）
これ、そんなこと絶対言わない二人だけどエレンとミカサや他の調査兵団団員から、お前の作戦ダメだったなと評価を下される前に、自分に最低評価をつけているから他人からの評価がさほど痛くなくなる、ある意味自分を守ってるんでしょうか？
アニが女型であることを見抜いたこと、物凄く物凄く巧みでアルミンのその巧みさは新兵ながらにエルヴィン団長に作戦を採択されるほどなのになあ😭
「選択する前に結果を知ることはできない」
「後でこうすべきだったということは簡単だ」
この言葉、どうして自分自身には適用してあげないの！！！？？（二回目）
（ウォールマリア奪還作戦（18巻74話）の時も、エルヴィン団長から指揮を任された際、失敗したらどうしようって異常なくらい怯えていました。エレンも行きの道中で同じようなことを言っていたけど、不安の矛先が違うと思うんです。エレンは「人類の未来」だけを案じているけれど、アルミンは「自分の策に穴がないか」が一番怖いんじゃないかな。。？）
ここで、エルヴィン団長とアルミンをあえて、あえて比べてみます。。。
二人の”相違点”を一言でまとめると、「自分の決定に対する自信と責任の有無」ではないかと考えています。
例えば、自分の考えた作戦が失敗や多数の犠牲が出てしまった際、
アルミンは、自分の案はダメだった、ととにかく自己卑下を繰り返します。（例：女型捕獲作戦、ウォールマリア奪還作戦リヴァイ班指揮）
一方、エルヴィン団長は失敗しても、次に活かすための必要な犠牲だったと割り切る“残酷さ”を持っています。（例：第57回壁外調査、エレン奪還作戦、シガンシナ区獣の巨人戦など）
アルミンは、そもそも自分の立案自体に自信を持っていないようで、「思いつきで口から出まかせを言っているだけ」と自己評価しています。（自分なんかの案が〜という発言も目立ちます。）
これもある意味自己防衛なのかなあ、完璧ではない自分なんて受け入れられないから、発案時から予防線を張ってる？立案者本人が繰り返し自己卑下を行うことで無意識に責任を逃れようとしている？
エルヴィン団長の自分の発案に対する葛藤や不安という部分は描かれていないため比較できませんが、失敗や犠牲への捉え方（残酷さ？）は大きく異なる気がします。
エルヴィン団長とアルミン「どっちの方がより良いか」を比較するのは完全にナンセンスだと思いますが、
アルミンの「失敗した自分を受け入れられない完璧主義と過度な自己卑下」については良くないと思うんです。
誰にとっても良くない！あなたを生かしたいと願ったエレンとミカサにも、あなたを選んだリヴァイ兵長にも、犠牲になったエルヴィン団長にも、何より、アルミン自身に！！😭
アルミンの生存を最終的に「選択」した兵長からは、
「お前自身も後悔させるな」
と言われたのに、結局アルミンは4年間も後悔し続けてしまいました…😢
団長は団長、アルミンはアルミン、当たり前のことなのに、人は比較してしまいます。
しかも団長は亡くなっているため、アルミンが比較し続けているのは言い換えればアルミンの「幻想の中の団長」に過ぎないわけです。そんな「敵うわけのない完璧な団長」に敵わない自分に“勝手に”失望し、“勝手に”劣等感を抱き、「自分自身を後悔」させ続けました。
「自分自身も後悔させるな」って言葉、とても深くて気に入っている言葉の一つです。
今一度、アルミンにも届きますように。（アルミンに語りかけるだけのキャラクターに立候補します✋）
✏️超大型巨人の力について
また、エルヴィン団長の身代わりだけで重すぎる重荷なのに、かつての仲間であるベルトルトを食ったことで生き延び、争いを好まない（※）アルミンに超大型巨人の力が託されました。
※エレンは、「お前の脳はベルトルトにやられちまった」と言っていましたが、アルミンは以前から話し合いによる理解、和睦を望んでいました。（例：ウォールマリア奪還作戦）
「戦いよりも話し合いを重んじる」という点において、二人の間にそもそも相違があるのなら、このまま分かり合えないのでしょうか。
（それは悲しすぎるよ〜〜なんたってエレンが外の世界に興味を持ったきっかけは他でもないアルミンなんだから！！！😂）
アルミンにとって、生き延びるために「ベルトルトを食った」ことは、目覚めた後に初めて聞かされた時、吐き気を催したほどに受け入れがたい事実でした。
アルミンは、王政編で中央憲兵からジャンの命を守るために初めて手を汚して（人を殺めてしまい）しまいますが、その時も涙を流し嘔吐しています。
「人を殺してしまった自分を受け入れられない→追い出すしかない」という心理状況が「嘔吐」として身体症状として出現したのではないでしょうか。
いわば心の中で「拒絶反応」が起こった。
（本来の「拒絶反応」は、内臓移植において、移植された内臓が身体から異物と認識され、異物を排除・破壊しようと免疫系が暴れること。「手を汚してしまった」ことは変えることのできない事実ですが、アルミン（の心）にとって到底受け入れられない「異物」であり、排除しようとせずにはいられなかった。内臓は最悪摘出できますが、過去の出来事は“摘出”できません。
兵長が言う通り、「新しい自分を受け入れろ」
なんです。。。難しいけど。。。）
そして、4年後も変わらず、（変わらずどころかエルヴィン団長になれない自分という劣等感も相まって？）「ベルトルトを食った」ことは、アルミンにとって無理すぎる案件なんじゃないかと勝手に思っています。（＋心配しています）
「選ばれた」あの日、「白夜」から、アルミンはずっとこの何重もの苦しみを背負って、調査兵団の兵士として生きてきた…
一体どんな気持ちで巨人化したんだろう。。ベルトルトの超大型巨人と比べてアルミンの超大型巨人目死んでる気がする。。
（顔に巨人化の跡がついてるアルミンかわいいけど）
（アルミンも巨人化するとき手噛むのかな、ちょっと見たい）（エレンみたいに最初は巨人化するの上手くいかなかったのかな、ハンジさんと実験とかしたのかな、気になる）（心配してるくせに興味津々だってアルミン可愛いから🙊）
話が逸れましたが、アルミンが巨人の力を使って戦うことをどう思っているのか、本当にすごく心配しているので、26巻のこの場面
もう何度も何度も読んでるけど、無関係な人々を巻き込む大虐殺への罪悪感…？
推測にすぎません。。
繰り返しになりますが、アルミンは、きっと、ずっと、かつての仲間を食い殺したこと自己嫌悪していて、他人に言われなくたって、アルミンが一番、ベルトルトを喰ったから今自分が生きていることを理解していて、その上でどうすることもできない罪悪感でずっと苦しんできたと思うんです。
だからコニーのあの発言と（まだ言うか）、最新話のイェレナ、まじ許さん😡💢
こんなご丁寧に説明してもらう必要ないから！！
アルミンは自分のやったことへの罪悪感、もう十分すぎるほどに感じてるんだから！！！！涙
ですが、アルミンが超大型巨人を継承し（てしまっ）たことは、変えることのできない事実です。「新しい自分を受け入れる」しかないんです。兵長の言う通りなんです。だから、私は、巨人化するときにアルミンも手噛むのかな💕巨人化の跡があるアルミンも可愛いな💕とか考えることでなんとか乗り越えようとしています。（聞いてない）
どうかアルミンも、新しい自分を受け入れられますように。
（余命についてはアルミンがどう捉えているのかは読み取れませんが、私はとても悲しくて到底受け入れられません）
☆
さて、ここまで、長々と、アルミンの自己肯定感の低さ（＋アルミン可愛い）について語り倒しました。
ですが、もちろん、アルミンは可愛い💕以外に素敵なところがたくさんあるので、最後に褒め倒してから締めたいと思います。
💌「お前は聡い」（リヴァイ兵長）
まずは、アルミンを語る上では欠かせない、「聡さ」です。本当に頭の回転早いし、アイディアがいつもクリエイティブで憧れます！
アルミンの賢さについては、エレン、ミカサ、ハンネスさん（涙）、ジャン、リヴァイ兵長、エルヴィン団長、ハンジさん…壁の中にライナーが潜んでいるのを暴いた際は、ライナーもアルミンの思慮深さに気づいているようでした。
とにかく、多くの仲間たち（＋敵）から信頼されています。
（「白夜」では、エレンが今までのアルミンの功績をご丁寧にダイジェストで紹介してくれています。笑アルミン改めて本当にすごい💖＋エレンめっちゃアルミンの活躍覚えてくれてるじゃん😢アルミンに聞かせてあげたい、少しでも自信持って欲しい😢と余計なお世話過保護アルミン担の私は泣きました）
そして、余談ですが、30巻まで読破して二周目読んでいたとき、この発言に度肝抜かれました…
アルミン、地鳴らし予言しとるやん…（体操座りかわいい）
これはたまたま…？めちゃくちゃゾワっとした…
『進撃の巨人』まじで何度読み返しても発見があって最高だよ…もっと早く読んでおくべきだったと思いつつ、人生いつも今が一番新しいから自分自身を後悔させないように生きるしかない（兵長の受け売り）
そして、もう一つ、アルミンには本当に掛け替えのない素敵なところがあると思います。
💌「アルミンは戦うだけじゃない夢を見ている」（エレン）
それは「純粋な好奇心」です。
この点についてはエレンのみ、時折触れていました。さすが幼馴染、よく分かってる！！（誰なの）
アルミンは、幼い頃から夢見る「壁の外の世界」の象徴である「海」を自分自身の目で見るために調査兵団に入団しました。広くて自由な世界への純粋な好奇心。
この夢が原因で、幼い頃は「異端者だ」と罵られ、いじめられていました。初めて巨人と対峙した時には危うく命を落としかけました。それでも、夢のために調査兵団に入団する決意は揺らぎませんでした。
「怒り」や「恨み」を原動力に戦う人が多い中、アルミンの原動力は一切の濁りがない純粋な好奇心なんです。私は、アルミンのここが一番好きで、一番憧れています🌈
そして、残酷すぎるたくさんの困難の末に、
ついに、アルミンは、「海を見る」夢を叶えます。
（このシーン、SixTONES京本大我くんに演じてほしいシーンナンバーワン綺麗だろうな😢💕）
ですが、夢が叶った一方で、エルヴィン団長の身代わり・超大型巨人の力という重荷を背負うことになり、さらには、夢見ていた壁の外の世界は、壁内人類を「悪魔」と揶揄し全滅を望む「敵」で満ちていることが明らかになりました。悲惨すぎる。。
でも、それでも、アルミンはまだ希望は捨ててないと思うんです。
どういうことかと言うと、
外の世界には壁内人類の滅亡を望む人ばかりだとしても、アルミンは壁の外の“広い”世界で「色んなところに行ってみたい」「色んな人と話してみたい」とというキラキラした好奇心を失っていない、
そして、話し合うことで、いくら敵対しているとしても人と人は分かり合うことができる、
そんな希望を、捨てていないと思うんです。
オニャンコポンの
「ユミルの民含め、いろんな奴がいた方が面白い」発言を受けてのアルミンの表情…！
ウォールマリア奪還作戦前夜も、同じように多様性に触れたエレンの
「人と人が違うことには意味がある」発言にハッとしていました。
異端者だと罵られ、周りより体力が劣っていた幼少期から劣等感がこびり付いてしまっているアルミンにとって、「多様性」を肯定する言葉、一番心を救われたのかな。
たとえば、LGBTの方々は、マイノリティであることから、根本的に自己肯定感が低くなってしまう傾向があるそうです。
アルミンは、「異端者」つまり、「マイノリティ」でした。
それが原因なのか自己肯定感がめちゃくちゃ低いアルミンに
「いろんな人が居ていいんだ」という自己を肯定する言葉が響いてくれたのはとても嬉しいです。
アルミンの外の世界への憧れは、海を見ることは叶いました。しかし、外の世界は自由どころか、「敵」ばかり。
それでも、幼い頃から変わらずに、“広い”世界への強い好奇心と希望を抱き続けている。“狭い”壁の中では「異端者」といじめられたアルミンにとって、「異端」であった自分も受け入れてもらえるかもしれない、そんな希望の現れでもあるのではないでしょうか。
（アルミン自身が「多様性」を非常に重んじているように感じます。彼の考えは異端でもなんでもなく、壁内の人々にとっては衝撃すぎて受け入れられなかった。何かを変えることができるのは何かを捨てることができる人だけだ…）
散々理屈っぽく語ってしまいましたが、私のグダグダとした裏付けはどうでもよくて、
とにかく、
アルミンの「純粋な好奇心から行動できる」ところ、本当に素敵だと思います🌈
✏️最後に
ここまで、125, 126話の悲劇から溢れ出た
「アルミン😭😭😭」
を具体化し、書きなぐりました。
（ここまでお付き合いいただいた方がいらっしゃったなら、本当にありがとうございます。）
アルミンに「色んな人が居ていいんだ」という言葉は届いたはずなのに、「生き返るべきは僕ではなかった」に繋がってしまいました。
これは、アルミンが、「白夜」を引きずり、エルヴィン団長になれない自分を悔いたからです。アルミンはアルミンのままでいいのに😭
改めて、アルミンに届けたい言葉は、リヴァイ兵長がアルミンに対して掛けた
「新しい自分を受け入れろ」
「自分自身を後悔させるな」
が全てだと感じています。
もともと自己肯定感が低い人にとって、「ありのままが素敵だよ」などキラキラした言葉ばかり投げかけられたところで、理想論にしか聞こえず、今度は自己肯定できない自分を否定し始めてしまうこともあると思うんです。。（私はそうでした😂）
アルミンが今生きていることは、変える事ができない事実です。（変える必要なんてないんですが😭）
「選択する前に結果を知ることはできない」のだから、その選択の結果後悔が残るのは仕方がないことです。
でも、後悔を受け入れ、エルヴィン団長になろうとしなくていいと、
アルミンはアルミンのままでいい と、
どうかアルミンの心に届きますように。💌
P.S.アルミンへの想いを書き殴っても、全ては今後の展開に掛かっているので、見守るしかありません。笑
語り倒したアルミンへの想いは、自分の人生に活かしたいと思います📖 一度きりの人生『進撃の巨人』に出逢えてよかった📖🌈💖
Fin
